ドラクエと同い年のブログ

34歳のサラリーマンです。懐かしエンタメ…テレビ、ブーム、音楽、お笑い、ゲームなどなどを中心に書いていきます。これまでとこれからと。

ヴェノムを知らない人が見た【映画 ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ】

正直、マーベル作品には疎い私。

スパイダーマンも、キャプテンアメリカも、ウルヴァリンも、

存在は知っているのですが、映画を見てきてないんですよね。

 

ただ今回は、妻に誘われ、

CMでも面白そうな雰囲気だった「ヴェノム」を見に行くことにしました。

 

ちなみに、ヴェノムもキャラクターとしては知っていましたが、

「これって味方?敵?」的なレベルです。

ビジュアル的に、たぶん敵。いや絶対そう。

こんな黒くて目つきが悪くて歯がいかつい奴が

いい奴だったら、私の培ってきた倫理感が疑われる。

 

予習すると楽しみが半減しそうなので、

あえて、何者か知らない状態で映画館に行くことに。

 

日曜日に行ったのですが、

映画館は300キャパくらいのところが、半分くらい埋まってる感じでした。

 

早速映画が始まる。

ほうほう、これが主人公だな。

ハイハイ、あ、ヴェノムだ。ん?

あれ?ヴェノムって、ペットばりに懐いてない?

こんなのっけから仲良し?

どういうストーリー?

 

そこで私、ピーン人きたんですよね。

「これって、最初の作品じゃないな」と。

 

これは、おそらく続編なんです。

たぶん最初の映画で色々あって、手なづけて、

ヴェノムを味方にしているのだと!!

名探偵発動しました。はい。

 

でも「ヴェノムって他の人に見えてる?見えてない?」

「声って聞こえてるの?」はよくわからないままストーリーは進んでいきます。

 

設定や関係性がイマイチわからないところもありましたが、

それでもこの映画での進むべき方向は初見でもわかります。

CGを駆使したスピーディーで迫力のあるシーンは、見応えありました。

やはりこれくらいCGがかっこいいと、キャラクターものでも映えますよね。

 

また見た目の話ですけど、

赤ヴェノムがめっちゃ強そうなんですよね。ハバネロカラー。

絶対黒ヴェノムが負けるような感じ。

でも、そこは人間との絆的な、力を合わせて闘う結束力で、

赤ヴェノムは一丁あがり。

こういう王道的な勝ち方はこれでいいと思います。

 

私が気になったのは、

爆声を発するシュリーク人いう女性キャラクター。

声の威力がすごくて、あらゆるものを破壊しちゃうんですよ。

声でヴェノムも半分くらい溶けちゃうくらい。

え、ヤダヤダ、このキャラクター、一番強いんじゃない?っていう。

ヴェノムというSF的な中に、超能力人間的なキャラクターを入れたっていうのが、

なんだかイマイチわからないところもありました。

味方も敵も惑わす技で、かき乱す役回り人いう感じなんですかね。

 

そもそもヴェノムが始まる前の映画予告で「呪術廻戦」の予告が流れており、

狗巻棘と同じ技を繰り出していたので、

なんだか気になったというのもあります。

「爆ぜろ!!」です。

 

ともあれ、映画は尺的にもちょうどよく、

ふらっと見るには楽しめる映画でした。

映画館にはカップル連れも多かったです。

 

ちょっとマーベル作品も見てみようかなと思いました。

スパイダーマンの新作予告もされてて、面白そうだなと思いましたし。

 

また映画を見たらレビューします。

 

 

 

 

 

 

【NETFLIX】今際の国のアリス

年末年始に一気見したNETFLIXオリジナル作品

今際の国のアリス」のレビューです。

youtu.be

 

【STORY】

漫然と生きていたゲーマーが、友人2人と迷い込んだ異次元の東京。

そこで次から次へと理不尽なゲームを突きつけられた彼らは、生きるか死ぬかの戦いを強いられる。

 

おすすめ度 ⭐️⭐️⭐️⭐️

【こんな人におすすめ】サスペンス、謎解き、脱出ゲーム、

           ライアーゲームバトルロワイアルなどが好きな方

 

山﨑賢人、土屋太鳳主演のサスペンスドラマです。

原作は漫画とのことですが、全く前情報なくドラマを見ましたが面白かったです!

 

ドラマは命を賭けたゲームが軸になっています。

頭を使うもの、肉体を使うもの、参加者との心理戦…

どれも相当難易度が高く、ちょっとしたミスが死と隣り合わせになっています。

 

ゲームに成功すると、異次元の世界で生きられる日数が増えます。

その世界で生きていくため、ゲームに勝ち続けないといけません。

どうすれば、元の世界に戻ることができるのか…?

 

【以下はネタバレも含む感想です】

 

 

いや〜お金かかってますね。

チープだとお寒いことになるであろう作品ですが、

すごくスケール感を感じさせる映像でした。

 

まず冒頭、渋谷のスクランブル交差点の真ん中で、肩車したり、

車の事故起きたり、「これどうやって撮ったの?」みたいな。

その後、異世界に飛んで、誰もいない渋谷駅…

NETFLIXの予算だと、渋谷を貸し切りにできるんだ!」

と感心していたのですが、どうやら違ったみたいです。

 

mantan-web.jp

栃木に、渋谷を再現したらしいです。

そうかそうか、いくらなんでも渋谷貸し切りは無理か…

え?

栃木に渋谷を再現?

やばくない?

 

オープンセットで渋谷駅を作り、VFXで合成したそうです。

メイキングを見ると、巨大なセットとグリーンバック…いや〜すごいですね。

youtu.be

 

ゲームは難易度の割に、異常に難しいのばかりな気がしました笑

あんなん、最初のドア選ぶ問題で全滅ですわ。

なんか、ハートの7の「かくれんぼ」は無理ゲーすぎて、

そもそも心理戦とかいう前に、絶対死ぬのってどうにかならんの…?

とか真面目に考えてしまいました。

 

役者はハマってましたね。好演でした。

金子ノブアキはあの手の半グレ系は異常に決まりますね笑

 

そしてこのブログを書くまで、

「イマギワの国のアリス」と思ってたんですが「イマワの国のアリス」なんですね。

ゴロ悪いなとは思ってましたが…

 

続編もやるようなので、楽しみにしています。

またこちらも追いかけたいと思います。

 

 

 

 

【映画】ハッピーオールドイヤー

早速ブログを一ヶ月放置…。
2021年は気持ちを新たに定期的に書いていきたいと思います。
まずは映画レビューから。

新年早々、映画館で作品を見てきました。

作品は【ハッピーオールドイヤー】
タイの映画です。

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ハッピーオールドイヤー

テーマは「断捨離」です。

映画を見る前は、「断捨離で2時間きつくない?」と思っていたのですが、
物を捨てることをきっかけに生まれる人間模様をうまく描いています。

誰にでもあると思いますが、
家の大掃除で「今日は一気に物を捨てるぞ」と意気込むも、
物には思い出やストーリーが残されていて、なかなか捨てられないですよね。

それでも大概は、数分思い出に浸って終わり…です。
でも、この映画はその先にドラマがあります。

予告編がこちら
youtube.com

【STORY】
タイ・バンコクスウェーデンに留学していたデザイナーのジーンは、帰国後、母と兄の3人で暮らす自宅のリフォームを思い立つ。かつて父が営んでいた音楽教室兼自宅の小さなビルを、北欧で出会った“ミニマルスタイル”なデザイン事務所にしようというのだ。しかし、ネットで自作の服を販売する兄は“ミニマルスタイル”をよく分かっておらず、母はリフォームそのものに大反対!内装屋の親友・ピンクには、年内中に家を空っぽにするよう諭されるが、残された時間は1ヶ月弱…。
家じゅうに溢れかえるモノを片っ端から捨てて “断捨離”をスタートさせるジーン。image雑誌や本、CDを捨て、友人から借りたままだったピアス、レコード、楽器を返して回る。しかし、元恋人エムのカメラ、そして、出て行った父が残したグランドピアノは捨てられず…。


【以下ネタバレを含む感想です】


個人的にこの映画がいいなと思ったところは、
物を捨てることって、大抵「過去」との別れで終わってしまうところを、
自分と物とを繋いでいた「人」に出会うことによって、
友人、恋人、家族…と、新たな「未来」に踏み出していくところです。

捨てたいけど捨てられない物は、
自分の心に突き刺さって抜けない棘のような役割を果たしています。
この主人公以外の人間も、その棘に気づいていながら、
その傷を忘れるように、あるいはなかったことのように過ごしている。

そのまま過ごした方が、いい生活が送れるかもしれない。
けど、向き合っていく…いや向き合ってしまう。
いいことばかりじゃないし、心の傷は広がるかもしれないけど、
それでも真っ正面から受け止め、新しい一歩を踏み出している。

全体を通しての姿勢はなんかいいなと思いました。

ただツッコミどころも色々あります。

◯コーンスープ事件
主人公のジーンが元彼のエムにカメラを返しに行った場面。
留学に行くときを最後に何年も連絡を取っていないという二人。
以前のことを謝罪するジーン、それを聞き入れるエム。
そこでのエムの一言「君のコーンスープ飲みたい」

言えるかね?…皆の衆よ。

いくら美味しいといえども。

元恋人と数年ぶりに会って、その子の得意料理を食べたいと。

言えるかね。

まあ、エムの亡くなったお母さんも、
ジーンのコーンスープを好きだったくらいだから、
いろんな思い出が残っているんだろうけども。

そして、ジーンもコーンスープ作りに家にあがっちゃう。

さらに事件は続く…

◯コーンスープ作ろうと思ったら、嫁いた事件

エム、独身だと思うやん。

したら嫁がいるって。すごい神経しておるなと。

まあでもコーンスープ作るしかないよね。

嫁も笑顔で気丈に振る舞って、コーンスープ飲むって。

なかなかすごいシーンだなと思いました。


そういう意味でも登場人物がクセありなので、
少し共感しづらいところもあります。

僕は、あまりジーンと友達になりたいとは思いませんでした笑
見た目もつんけんしているし、なんかワガママっぽいし、
友達を選り好みしそうなタイプだし、空気を読めなそうだから。

ただ人との付き合いがうまいタイプじゃない、
不器用な人間だからこそ、捨てようと思っているものの持ち主に、
わざわざ会いにいき、そこでハレーションを起こせるのかなと思いました。


【ビジュアル】

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ビジュアル

これはタイのビジュアルのようです。
このビジュアルだと重厚感があり、映画のニュアンスがだいぶ変わりますよね。
日本版のポスターは、女性層を意識しながら、うまく作ってるなと思います。

【最後に】
この映画を作った監督の作品で、「バッド・ジーニアス」という映画があります。面白いです。
www.maxam.jp

youtu.be


集団カンニングをテーマにした作品で、
主演もハッピーオールドイヤーのジーン役を演じたチュティモン・ジョンジャルーンスックジン。
見ていると、何回も振り子のように揺さぶられます。
配信もされているのでぜひ。

34歳サラリーマン。忘れないうちに書き残そう

はじめまして。

ドラゴンクエストと同じ1986年生まれのサラリーマンです。

子供の頃から、テレビ(特にバラエティ)、マンガ、ゲーム、音楽など、

とにかくエンターテインメント全般が好きでした。

 

気づけば34歳。

人生も折り返しに近づいたこともあり、

自分がこれまで楽しませてもらったものを忘れないうちに書き残すことにしました。

 

事柄自体はウィキペディアを見ればわかるので、

僕がリアルタイムで感じてきた空気感・匂いみたいなものが、

少しでも残せればいいかなと思っています。

 

初めてのブログなのでつたないところも多いと思いますが、

書き続けられるよう頑張ります。

同世代の皆さんからのご意見や感想もぜひお待ちしています。

 

よろしくおねがいします。